「毛ガニ」濃厚でコクがあるカニ味噌が人気。かに飯、雑炊、みそ汁などにも

毛ガニは、クリガ二科に分類されます。
由来はずばり、全身を覆っている棘と短い毛です。
毛ガニの殻はあまり固くなく、このびっしりと生えた棘と毛で身を守っているのです。
この毛が栗のイガイガに似ていることから、別名「大栗蟹」とも呼ばれています。
形態は、タラバガニやズワイガニとは違いずんぐりとした印象で、円形の甲羅は大きいものでは幅150mm程になります。
全身を覆う短い毛は、泥などを付着させ敵から身を隠したり、毛に当たる光の加減によって体の色を変化して見せるなど、カモフラージュするのにも一役かっています。
分布は、日本海沿岸と韓国の東岸、太平洋側では、茨城県以北で北海道沿岸、ベーリング海、カムチャッカ半島沿岸、そしてアラスカ沿岸まで、実に幅広く生息しています。
水温は15℃以下、水深は30~200m程のやや浅い海域を好んで生息しています。
メスは産卵後しか脱皮することができず、オスより成長が遅れ繁殖力も弱いため、北海道では甲羅の幅8cm以上のオスしか漁獲が許可されないなど、資源保護の取り組みが行われています。
身は繊細で上品な甘みがあって大変美味しく、脚だけでなく胴体部分にも詰まっています。
身は多くはありませんが、殻があまり固くないため割と食べやすいです。
カニ味噌はたっぷり入っていて濃厚でコクがあり美味です。
とくに新鮮なカニ味噌は甘味が強く最高の味わいです。
ゆでる他、焼きやカニ飯、雑炊、味噌汁など、色々な料理で楽しめます。
毛ガニの棘は案外鋭いので、殻を剥いたり捌いたりする際は軍手などをはめると安心です。

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