「イソガニ」「クリガニ」「アブラガニ」「ストーンクラブ」

日本で食される主なカニとして、メジャーなものをいくつかご紹介してきましたが、カニの種類は実に多彩で、世界中では約5,000種類以上、日本近海でも1,000種類以上が生息していると言われます。
日本近海で水揚げされ、日本人に食されてきたその他のカニとして、ここでは「イソガニ」「クリガニ」「アブラガニ」を簡単に紹介します。

「イソガニ」は、モクズガニ科・イソガニ属に分類される、甲羅の幅25mm程のとても小さなカニで、磯や海岸の水際に生息しています。
日本ではほぼ全国的に分布する他、東南アジアやオーストラリアなど西太平洋沿岸に広く分布しています。味噌汁にするといい出汁がでます。

「クリガニ」は、別名「サクラガニ」とも呼ばれ、毛ガニと近縁で、毛ガニと同じクリガニ科に分類されます。
毛ガニよりもやや小ぶりで、甲羅の形状は五角形で鋏の先が黒ずんでいます。
外見だけでなく味も毛ガニによく似ていますが、肉量は少なめでカニ味噌の味わいは毛ガニに劣るとされ、価格も毛ガニより安価で売られています。

「アブラガニ」は、タラバガニ科・タラバガ二属に分類され、タラバガニやハナサキガニと同様にヤドカリの仲間です。
甲羅の幅は20cm程とタラバガニより小ぶりですが、外見はタラバガニによく似ていて、味わいもタラバガニに劣らないとも言われます。

また、主に海外で食されているメジャーなカニとしては、「ストーンクラブ」があります。
「ストーンクラブ」は、カリブ海沿岸に分布するカニで、石のように堅い甲羅が特徴です。
食べるのは爪の部分だけで、再生するため水揚げ時に挟脚以外の部分は海に返すそうです。
日本でストーンクラブを取り扱っている飲食店は少ないようです。

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